独学のススメ(1)情報収集に選択。これくらいできなきゃ開業なんて
社労士試験は、独学で受かる試験です。
独学と言っても、市販本だけでの受験をすすめているわけではないですよ。
通信講座を利用したり、受験機関(予備校)が行う模試を受けたりすることは、いいことです。
あくまで、「独りの力で学習する」っていう意味です。
将来独立開業を考えるならば、受験機関に頼らず自力でがんばる
社労士を目指すならば、将来独立を視野にいれているかと思います。
「一生勤務社労士のつもりだよ?」っていう方は、ゴメンナサイ。
独立開業すれば、個人事業主です。
だれも何も教えてくれません。
だれも、指導してくれません。
それなら、試験も自力で合格しなきゃ!
受験機関を「利用」することは、いいことです。
(私は模試さえも利用しませんでしたが・・・)
受験機関に「頼って」はいけませんよ、ってこと。
独学だと勝手な解釈をしてしまう? それくらいの読解力がなけりゃ士業は務まりませんよ
士業は孤独です。
お役所の通達1枚を見て、理解して、クライアントに説明しなければなりません。
意味が分からなかったら、自分で調べなければなりません。
人に聞いたり、セミナーに参加しなければいけません。
勝手な解釈をして、それで正しいと思うような方は、そもそも向いていないと思います。
(というか、そんな人はあんまりいないんじゃないかな?・・・受験機関のただの勧誘文句ですよ)
独学だと怠けてしまう? それじゃあ個人事業はできません
独学だと、勉強のペースがつかめない。
独学だと、どうしてもさぼってしまう。
もうお分かりですね。
個人事業主は、自分で営業して、自分で業務をこなさなければなりません。
始業時間も終業時間も、休みだって自由自在です。
コツコツと続けなければなりません。
やる気がない日も、最低限のことはこなさなければなりません。
独学が続かなくて通学講座でなければ勉強できない方には、会社員というおすすめの職業があります。
独学だと孤独に負けてしまう? 独立したらひとりぼっちですよ
勉強仲間がいないとさびしい方も、個人事業主には向いていません。
事務所でひとりぼっちですよ。
営業へ行くのもひとりぼっち。
うまくいかずに悩むのもひとり。
自分で考えて「独りの力で学習する」
独学は確かに孤独です。
自分で考えて
自分で情報を収集し
自分で選択した道を
粘り強く進まなければなりません。
もちろん間違った方向を目指していると気付けば、方向転換する柔軟性も必要です。
進むべきか戻るべきか、自分で判断しなければいけません。
社労士試験、独学のススメ。自分で教材を選択して、自分で自分の勉強スタイルを確立しましょう
何度も言いますが、社労士試験は独学でも十分合格できます。
これは確かです。
「難しくなった社労士試験、受験機関の指導なくては合格はむずかしい」なんていう広告は無視しましょう。
もちろん時間短縮や理解を深めるために、受験機関を「利用」するのはOKですよ!
でも、あくまで自分で選んでくださいね。
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