正体を隠した社労士ふたりが向かい合う。独立行政法人職員?と会社員

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独立行政法人の職員さんから説明を受ける会社員。

よくある光景ですよね。

「説明を受ける会社員」が、昨日の私ですw

社労士で稼ぐことができないから、会社員をしています。
登録社労士であることは、会社では内緒ですw

秘密にしていても、別にいいことはないけれど、
何となく言いそびれて今に至るという、あいかわらず人付き合いの悪い私です。

そんな私が会社の仕事で、独立行政法人からアドバイスを受けることになりました。

「実は私、社労士なんですよ」って、それ言っていいの?

質素な(失礼!)応接セットで向かい合う、職員さん?と私。
何はともあれ名刺交換です。

会社の名刺を渡す私。
独立行政法人の名刺をくださる職員さん・・・ですよね?

席について、とりあえず雑談。
すっかり涼しくなりましたねえ、ってどっちでもいいですw
さっさと説明聞いて、終わりましょうよ。

するとその職員さん?がいきなり、

「こんな名刺を持ってますけど、実は私、事務所を構えた社労士なんですよ~」

・・・えっ???

それって、言ってもOKなんですか?

これも社労士さんの行政協力ってやつですか?
行政協力って、社労士の名前でするものだと思っていました。
「社労士の無料相談」とかいう感じで。
私が知らないだけで、職員を装う(これまた失礼!)ことも多いんですか?

でも、正体バラしちゃってもいいんですか?

「そうでしたか~、実は私もなんですよ~」
なんて言えばウケるかもしれないかな、とか一瞬考えましたが、
そこはグッと、ガマンガマンw

私の目標のひとつである、行政協力をしながら社労士事務所を維持するという
「未来の理想の姿」が急に目の前に現れたのですから・・・。

社労士でありながら、独立行政法人の名刺を持つ説明員さんと
社労士であることを隠して、普通の会社員のふりをする私との
不思議な面談が始まりましたw

はた目から見れば、よくいる独立行政法人の職員と会社員、
まさかこのふたりとも、実は社労士だとは誰も気付くまいw

その社労士?さんの、「のんびりやってますよ」感が気になって

私は過去に、何人もの社労士さんとこうして向き合ったことがあります。
相談したことも依頼したことも、売り込みを受けたこともあります。

どの社労士さんも、ガッツあふれる方ばかり。
「お任せください、何でもやりますよ」感が満点でした。

でも、その独立行政法人職員を装った(何度も失礼!)社労士さんは違いました。

ふつうに食べてますからガツガツしませんよ~という雰囲気を漂わせています。

行政協力には、もともと興味がある私です。
ここは将来のためにも、根掘り葉掘り聞き出すとしましょう。

人付き合いは苦手ですが、ここは元営業マンとしての実力の見せ所ですw
マニュアル通りの説明をうまく受け流しながら、話を横道にそらします。

最近になって事務員さんをひとり雇ったけど、
それまでは、ひとりで事務所を運営してきたとのこと

ひとりが気楽なので、事務所を大きくするつもりはないそうです。
所員を増やす気もなければ、法人化する気なんてさらさらない。

いいじゃないですか~。
もっと詳しく聞かせてくださいよ。

最初の目的だった独立行政法人としての説明なんて、もうどうでもいいですw

あまり詳しく書けないのが惜しい!

でもその社労士さん、正体をバラしちゃってもよかったんですか?
迷惑がかかるとマズいですから、ここでは詳しくは書きません。

簡単にまとめると、独立行政法人の名刺を持ったこの仕事は、

  • 一回やると次も声がかるから長く続けられる
  • 定期的にあるから収入は安定するよ
  • いろんな会社のことを聞けるから勉強にもなるしね
  • 役人さんと仲良くなれるのも役に立つよ
  • もちろん直接依頼がくることもw

おいしそうだな行政協力!

私が今までにお会いした役所や行政法人の職員さん・・・と思っていた人たち。
その中には、意外と社労士さんもたくさんいたのかもしれませんね。

社労士の身分を隠して活動している方、意外と多いのかも。

あっ、私もそのひとりでしたねw
(ちょっと違うかw)


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