私の老後は年金頼み。まだ65歳支給開始への移行中だから大丈夫そうだな
人と向き合うのが社労士の仕事です。
AIなんかには真似のできない、人間社労士ならではの絶対領域です。
社会保険手続きだって、書類作成だって、
機械でもできますけど、人が間に入ると、ちょっと違います。
だから社労士は、AIに取って代わられる心配はない・・・と勝手に思っていますw
ところがどっこい、私はその「人付き合い」が苦手です。
そんな社労士、食べていけるのか~? って、心配ですよねw
(だれも心配してないかw)
大丈夫です。
私には、年金がありますから!
私が年金を受給するのはまだまだ先・・・でも大丈夫
私が年金を受給するのは、まだ10年近く先の話です。
ふだんは社労士の正体を隠してサラリーマンをしている私、
同僚たちは、ときどき年金に対する不安を口にします。
のほほんとしている私にも、アドバイスしてくれます。
「10年後なんて、どうなるかわからないぞ!」
「年金は、68歳か70歳からになるらしいよ」
大丈夫ですよと笑う私に、
「考えが甘い!」
「人生をなめていると、大変なことになりますよ」
「何でそんなに楽観的なんですか~?」
・・・何をそんなに心配しているんですか?
週刊誌の見出しとかに、煽られすぎですよw
今はまだ、65歳支給開始への移行中。完成するのは2030年!
国民年金の支給開始年齢は、制度ができたときから65歳でした。
でもサラリーマンの味方、厚生年金の支給開始年齢は、もともと55歳!
昭和19年のことでした。
(ちなみに前身の労働者年金保険法(昭和17年)も55歳(男性のみ))
昭和19年 厚生年金保険法(男女とも55歳支給開始)
昭和29年改正で、男55歳から60歳に引上げ決定!(女55歳のまま)
昭和32年度から16年かけて、4年に1歳ずつ引上げ
昭和48年、男60歳、女55歳支給開始が完成!
昭和60年改正で、男60歳から65歳、女55歳から60歳に引上げ決定!
(特別支給とか、女性は昭和62年度から12年かけて引上げとか、いろいろ)
平成6年改正で老齢厚生年金の定額部分支給開始年齢を、60歳から65歳に引上げ決定!
男:平成13年度から12年かけて、3年に1歳ずつ引上げ
女:平成18年度から12年かけて、3年に1歳ずつ引上げ
平成30年(今年ですねw)、ようやく定額部分の引上げ完成!
平成12年改正で報酬比例部分も、支給開始年齢を60歳から65歳に引上げ決定!
男:平成25年度から12年かけて、3年に1歳ずつ引上げ
女:平成30年度から12年かけて、3年に1歳ずつ引上げ
2030年になって、やっと報酬比例部分の引上げ完成予定!
今はまだ、18年前に決まった引上げの真っ最中なんですよねw
厚生年金「保険」だから、満期の時期を勝手に変えられないですよねw
何でこんなに、慎重に少しずつ変えていくのでしょうか。
それは、いちおう「保険」制度だからです。
生命保険にしろ養老保険にしろ、
保険料はいくら、何年払って、何年で満期、
って決まってますよね。
勝手に変えてもらっちゃ、困りますよね!
厚生年金「保険」も同じです。
保険料は、保険料額表に載っている額、
会社に勤めている間は、会社と折半で払って、
基本は65歳から支給するよ、っていう「保険」です。
だから急には変えられません(よね?w)。
だから大丈夫です(よね、ねっw)。
やっぱり私の年金、今のところは大丈夫そうだなw
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