社労士試験監督者になるという私の夢。これが夢のままで終わるのか?

公開日:  更新日:2019/06/04

社労士になった私には、夢がありました。

いえいえ、過去形じゃいけませんね。夢があります。
たぶん、社労士試験を受けた方はぼんやりと同じ夢を見ていたのではないのでしょうか。・・・とまでは言い過ぎかもしれませんねw

社労士試験。私は3回しか(も?)受けていませんが、それぞれに思い出があります。

  1. ワクワクドキドキ。まぐれ当たりに期待ふくらむ1回目
  2. あれだけやったから大丈夫。自信を持って臨んだ2回目
  3. いつかは受かるのか。またなのか。不安と惰性の3回目

そんな私の心の内を知ってか知らずか(知らないですよねw)、私の横をただただ通り過ぎていく試験監督者。
そんな試験監督者が、実は県社労士会から依頼された社労士であると知ったのは、いつの頃でしたか。

試験監督者、これなら私にもできそうだ。

私も社労士になったら、試験監督者になろう!

社労士としての知識がいらない試験監督者というお仕事

誤解を恐れずに言えば、この試験監督者には社労士としての知識はいりません。

社労士としての仕事は、ふつうは社労士としての知識が必要です。
行政協力でも年金相談でも、社労士としての知識が当たり前に必要です。

私も社労士試験に合格していますので、それなりの知識ならあります。あるはずですw
しかしその知識を使いこなすだけの経験が、圧倒的に不足しています。

そんな私でも、試験監督者ならできるかな?

しかも社労士試験は、毎年あります。
毎年試験監督者をすれば、毎年収入があります。

どんなに私がダメな奴でも、年収ゼロだけは避けられるかな?

応募しても、必ずなれるわけではない「狭き門」?

しかし世の中、そんなに甘いものじゃありません。

「ご応募いただいても、ご期待に添えない場合がございますのでご了承ください」

どんな仕事でもそうですが、試験監督者にも、もちろん定員というものがあります。
応募者全員が、採用されるわけではありません。

「応募が少ない場合は、社労士事務所の職員にお願いすることもあります」という話がある一方で、「何回応募しても採用されない」という声も聞こえてきます。

県によって登録社労士の数が違うし、受験者の数だって、受験会場の規模も違います。
そもそも今年度(令和元年第51回)の社労士試験会場は、19都道府県の27会場だけです。すると試験会場のない28県では、試験監督者の募集すらないのでしょうか(未確認です^^;)。

謎に包まれている試験監督者ですが、なれる方は簡単になれるし、なれない方はなかなかなれない、ということが分かってきました。

  • 「監督者経験のある方の推薦をお願いします」
  • 「支部割り当ての2人に対して、10人が応募」
  • 「新人については、全体の1割程度が採用か」

そりゃあ昨年の経験者にお願いする方が、安心ですよね。
新人を採用するなら、信用できる先生の紹介が優先ですか。
支部の行事に参加もしない、だれも顔も知らない私のようなド新人の応募なんて、問題外なのかもしれません。

それでもとにかく、応募しなければ始まらないのですが・・・。

私には、「体力に自信のある方」という応募資格がない

まだ少し悩んでいますが、今年の応募も見送ろうかと考えています。

わざわざ始発駅で乗り換えて、座って通勤しているような私は、はっきり言って体力に自信がありません。

午前中の選択式試験を乗り切ったとしても、午後からの択一式試験は、13:20から16:50までの210分。つまり3時間半。
立ち続けるのはもちろん無理ですし、途中で座れたとしてももたないかも。
確か私の薄い記憶では、試験監督者は常に試験会場を巡回していたような・・・。

私の夢だった試験監督者。
夢で終わらせないためには、少しは身体を鍛えなきゃですねw


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