「稼げない」社労士になる方法。簡単なようで、続けるのはむずかしい
私の本棚には、私に似つかわしくない不思議な本があります。
他人より年商10倍
「稼げる」社労士になる方法- 士業ビジネスで1臆円稼ぐ「仕組み」教えます! -
社会保険労務士 萩原京二著
この本を買ったのは、家の近所の古本屋さん。私の記憶が正しければ、確か社労士試験に合格してすぐに登録だけして、間もない頃だったでしょうか。
安定した会社員の地位を捨てて「稼げる」社労士になろうと思ったことなど、これっぽっちもありません。ましてや1臆円稼ごうなんて、頭をかすめたことすらありません。
古本だし、安かったし、何となく買ったのでしょうかw
書いてある内容は、「考えて行動して頑張れば儲かる」というものです(←ミもフタもない書き方ですいません^^;)。中でも大切なのは営業力。出会いを作り、しっかりと提案して、相手の心をつかむことです、と続きます。
自営業も会社員も、同じですね。
やっぱりコミュニケーション能力が一番なんですね。
私には、なかなか無理そうです^^;
何もしなければ「稼げない」という当たり前
同じ本の中で、筆者は語っています。
- 稼げないのは、行動しないから
- 稼げないのは、顧客を開拓できないから
考えてみなくても、当たり前ですね。
顧客がいなければ、だれも報酬を払ってくれません。もちろん収入もありません。
今の私が、まさにこれです。
今の私は、「稼げない」社労士ですw
「稼げない」社労士にはなれましたが・・・
私は社労士業務のできない「その他登録」ですから、もちろん営業はしていません。社労士としては無収入です。
いつか開業登録に変更したとしても、何もしなければ収入はありません。
この「稼げない」社労士になるのにも、いくつかのハードルがあります。
- まずは社労士試験に合格しなければ始まりません
- 登録に必要な実務経験を積むか、事務指定講習を受けなければいけません
- 登録料が必要です。さらに維持するのに年会費も必要です
試験合格までに時間と労力(とお金)を費やし、さらにお金を払って登録したうえに、毎年維持費もかかります。
そして一応は社労士ですから、最低限の知識の維持も必要です(←これはなくても大丈夫ですが、小心者なのです^^;)。
これだけのものを費やしながら見返りがない年月を耐える精神力か、楽しめる寛容さか、気にしない鈍感力か、何かがなければなれませんし続きません。
私には・・・いったい何があったのでしょうね^^;
確かに「稼げない」けど、社労士でいることが気に入っていることだけは確かですw
「稼げない」社労士をこれからも続けるという、さらなる難関
そんなこんなで「稼げない」社労士を続けていられるのは、私がサラリーマンとして稼ぐことができているからですw
しかし、それもいつまでも続きません。
会社には、定年というものがあります。
老後を迎えても「稼げない」社労士を続けていける、余裕が必要です。
少なくとも、社労士会に払う年会費くらいは稼がなければいけません。
「まったく稼げない」社労士のままではいられません。
「あんまり稼げない」社労士くらいにはならなくちゃ。
このブログのサブタイトルでもある、「少ない力で小さく稼ぐ、社労士のブログ」への私の挑戦は、まだまだ続きますw
そのためのアイディアは、これからですよ^^;
「稼げる」社労士になる方法、もう一回読み返そうかなw
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