定年後に開業して、年金にプラスアルファの収入、という険しい道のり

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定年退職後に、開業する社労士さんはたくさんいます。

どこかにそんなデータがあるわけではありませんが、本当にたくさんいます。
社労士会の会報誌には、新たに登録した社労士さんのあいさつ文が載っていますから。

「定年退職しました。第二の人生、社労士として開業します!」

「在職中の経験を生かして、社会貢献できるようがんばります!」

それはそれは結構な比率です。
私の体感では、半分とまでは言いませんが、ひょっとしたらそれに近いくらいw

でも、定年退職後に開業した社労士さんの活躍を耳にすることはほとんどありません。
過去に取材記事か何かで、2人ほど見かけたくらいでしょうか。

ホームページを開いていたり、ブログを書いている社労士さんはたくさんいますが、「こんにちは。定年退職して開業した社労士です!」なんていうサイトは見たことがありません。

定年退職後の開業なんて、売り物にならないから隠しているのでしょうか。

私がたまたま見つけていないだけでしょうか。

それとも・・・?

「社労士資格は定年後に役に立つ」という、定年してもいない人が書いた記事

「定年退職後、資格取るなら社会保険労務士!」
「老後のための資格なら、社労士が狙い目です」
「定年後の開業を考えるなら、社労士に決まり」

・・・こんな記事なら、あちこちにあふれています。

でも、私がこれらの記事を読んだ限りでは、書いているのは現役の方ばかりですw

たしかに社労士さんの平均年齢は高いです(58歳だったかな? でも社労士さんだけじゃなくって、士業の先生はだいたい同じようなものかもw)。
ですから、高齢で活躍されている先生もたくさんいらっしゃいます。

でもそういった先生って、長年活躍されているベテランですよね。
定年退職後に開業したわけじゃないですよねw

定年後に開業して社労士業務で稼げるのか、という厳しい現実

サラリーマンとしての生活を終えた後、小さく開業して、生涯現役で余生を暮らすという生活はある意味理想的です。
定年後、年金にプラスアルファくらいの収入があれば、たぶん幸せです。

でも、現実は厳しいです。

社労士として開業すること自体は簡単です。ハードルは低いです。
社労士会に会費を払えば、自宅でだって開業登録ができます。

しかしがんばって営業して、仕事を受注して報酬を得るのは楽じゃありません。
「副収入を得る程度でいい」なんて腰掛け気分では、1件たりとも仕事は来ません。
私は一時、社労士さんに依頼する立場の業務をしていましたが、そんな社労士さんに頼むことはありません^^;

他の社労士さんは、みんな「これで生きていく」という覚悟を持って仕事をしています(たぶんw)。

険しい道のりの定年退職後開業?・・・そういえば私の夢でしたねw

そうなんですよ。

こんなことを書いている私も、定年後には社労士として開業する予定なんです^^;

険しい道のりとわかっていても、がんばって営業に走り回るのか?
・・・残念ながら、そんなガッツはないです。

何か特別なコネでもあるのか?
・・・それもないです。

うまいアイディアでも隠し持っているのか?
・・・まだ何も浮かんでいません。

それでも何とかしなくちゃ、ですね。
うまくいってもいかなくても、ブログに書きますから楽しみにしていてください^^;

がんばらなきゃですね(←最近こればっかりですねw)。


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